こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。息子(14歳、アメリカでは高校1年)は小学6年生の秋にアメリカに来たのですが、当初はなかなか野球チームが見つからず、検索してもでてきたところは全然違う州だったり・・・でしたが、春に中学校の部活の野球が始まり、中学校にコーチに来てくれていたPコーチが誘ってくれたトラベルチームに入りました。息子の入ったトラベルチームは元プロ野球選手のPコーチが現役を引退した後に作った少年野球のチームで9U(9歳以下)から18U(18歳以下)まで、学年ごとにチームがあります。
以降、トラベルチームでも楽しく活動してきた息子ですが、最初に移籍の悩みが起こってきたのは、去年の秋シーズンが終わった時のこと。去年のシーズンはピッチャー不足にも悩まされていて、週末トーナメント(多くの場合、土曜日にランダムなあたりの2試合ほどがあり、その結果の暫定順位で日曜日のブラケット内の位置が決まり、日曜日に勝ち抜きトーナメントでした)で決勝まで進んでも、もうピッチャーを使い切ってしまっていて大敗する、ということの多いシーズンでした。そのシーズンの終わった去年の秋、同じチームで一緒に2年間、春・秋通算4シーズンプレイしたW君から、移籍しようと思っていることを打ち明けられた息子。バッテリーを組むと息子と息のピッタリ合っていたキャッチャーのW君。息子は自分も他のチームも見に行ってみようか、どうしようかとしばらく考えていましたが、ある日、「やっぱり残ることにした」と急にすっきり決めて帰ってきました。どうしたのかと思ったら、(当時ケガしていてピッチャーができなかった)P君が「来年は自分も治って投げられるし、もっと一緒に野球しようよ」と誘ってくれた、とのこと。P君は中学校も一緒で、(中学校は基本的に毎週火曜日と木曜日に試合があったのですが)今年、中3の春は、息子とP君、2人で順番に先発ピッチャーをして(時には1試合で先発と抑えをそれぞれ担って)、息子の通っていた中学校の歴史上初のconference championになりました。
そして迎えた今年の秋シーズン。トラベルチームの息子の学年はもともとOrangeとBlack、2つのチームが別々に活動していましたが、今シーズンの初めにチーム再編成があり、2つのチームは合同になり、希望者はSelectチームにも所属して大きい試合にもでていく、ということになりました。コーチも去年までは、監督(head coach)などはチームの選手のお父さんで、チーム設立者のPコーチは各学年を全部回って技術指導などしてくれる、という具合でしたが、Selectチームでは設立者のPコーチに加えて、高校で教えているコーチ、昔大学野球をしていたコーチなどが中心となって指導してくれる、ということで始まりました。実際始まってみると、練習が週2回、2時間ずつですが、去年までは11人で練習していたところ、合同チームになったので練習の人数が増えて、週2回のうち1回は21人、もう1回(Select trainingの方)は1つ上と1つ下の学年の選手も数人ずつ加わって30人以上、になり、シーズン中から「練習の効率が悪くなった気がする・・」と言っていた息子。試合も毎回違うメンバーででることになり、試合の時のhead coachも日によって違い、なんとなく試合中の連携ミスも増えたようでした。息子は「本当はこのチーム、はまれば結構強いと思うんだけど」と言ったりしていましたが、シーズン最終試合は週末トーナメント優勝、で終わりました。勝って終わってよかったね、と思っていたところ・・・シーズンが終わると、「他のチームも見に行ってみようかな」と息子。「Pコーチとか、Mコーチとか、コーチはいいんだけど、練習の人数が多くなって練習の効率が悪くなった気がするし」「チームももともとのOrangeだった人たちと、Blackだった人たち、で分かれていて、1つのチームの感じじゃない。テキストメッセージグループも分かれてるままだよ」とのこと。さらに聞いてみると、数週間前、PコーチもMコーチも(息子と同じ中学だった)P君もJ君もキャッチャーのA君もいなかった週末、1試合でチーム合計10エラーのぼろぼろの、ベンチの雰囲気も落ち込んでいる試合で、「その日に始まったことではなくて、一緒に試合に出た時はいつもだったけど、三振をしてベンチにかえってくる度に、次のバッターの応援もせずにずっと審判の判定の文句を言い続けててる子がいて、ベンチの雰囲気もまた悪くなるから、『そんな審判の文句ばっかり言ってないで、そんな文句言ってるくらいなら素振りでもしろ』って言って喧嘩になった」こともあった、とのこと。さらにそのぼろ負けの試合の帰り、駐車場で相手チームのコーチに「その環境でいいのか?環境も大事だよ」とも声をかけられてまた考えてしまった、とのこと。(その場に居合わせた夫には「どんな環境でも自分が成長することが大事」と聞こえたらしいので、英語リスニングの問題で実際にどう言われたのかは不明ですが・・。)ただ、「このチーム、見に行ってみたいんだけど、どうかな」と息子が持ち出したチームは、自宅から片道125km、混んでない時間でも車で片道1時間40分はかかります。見学に行く分にはいいけど、ちょっとさすがに遠すぎて、平日の練習には参加できないし、週末の試合のみ参加、みたいになるんじゃないか、と行き詰りました。
その数日後の木曜日、「〇△Baseball academyのオーナー」から電話がかかってきました。「日曜日の決勝戦のプレイをみていたよ。(このチームにはAチーム、Bチーム2つありますが)Aチームに入らないか、一度会って話をしよう」とのこと。このAチームとは2,3回試合であたったことがあり、最後にあたったのは2年前の秋なのでだいぶ昔ですが、相手チームの選手はみんな息子のチームの選手たちよりも二回りは大きくて、試合も大敗した記憶があります。せっかくなので日曜日に話を聞きに行ってみることに。「(自分のチームの)Pコーチにも相談したい」ということで、金曜日の夕方Pコーチにメールしてみると、「明日土曜日話そう」とのこと。土曜日はPコーチは忙しかったので、夜8時からになりましたが息子はPコーチと二人で面談してもらいました。1時間いろいろ相談してなんだかすっきりした様子の息子。息子の所属しているチームについては、「今年は再編成1年目でうまくいかなかったところもあったけど、来年はコーチも増えるから練習の効率も上がるはず」、「来年はMコーチが毎試合head coachをしてくれる」とのことで、他チームとのミーティングについては、「今回はそのチームの良いところをアピールしてもらう場だから、自分がいろいろ話すより相手に話してもらうように」「特に<そのチームに入ったら自分がどう上手くなれるか>を聞くように」とアドバイスをもらったとのこと。そして日曜日、〇△Baseball academyまで話を聞きに行ってきました。〇△Baseball academyは自宅から片道70㎞、混んでいない時間で車で片道50分です。冷暖房完備のバッティングケージやトレーニングルーム、おやつやプロテインバーなども置いてあってミニサウナまであるコンディショニングルームも見せてもらいました。ビデオルームもあって、「トラベルチームの試合じゃない高校の試合の様子などもビデオをコーチに送ってみてもらうこともできる」とのこと。練習などについては、<Aチームの練習は夏シーズンの3か月間のみ、週1回平日夕方に3時間。あとはケージもトレーニングルームも全部1年中いつでも開いてるのでいつでも好きに使っていい。他はコーチに連絡して都合があえば一緒に練習できる、自分の学年のチームコーチに教えてもらう場合は追加のレッスン料はいらないけど、他のコーチに頼む場合はレッスン料が個別に必要。コーチが自分のチームの選手に「この日の何時から何時、ケージにいるよ」と連絡して何人か集まる時もある><Aチームは秋は活動していなくて、それぞれ休んだり他のスポーツをしたりしているけれど、秋も野球をしたい場合はBチームに混ざって活動する。この前の日曜日、決勝戦で君たちが戦ったのがその秋シーズンのチームで、2人くらいAチームの選手も混ざってたよ><登録は1年単位で、他のトラベルチームに参加することは禁止><Aチームは基本的に全員、大学でも野球をすることを目指している選手たちの集まり。自分はこのチームのオーナーだけど、プロスペクトキャンプ(球速や打球速度などの計測をして、大学のコーチが選手をリクルートする時に選手を検索できるようにするイベント)の団体でスカウトもしているから、大学でも野球をしたい場合、どこがお互いに合いそうか紹介もできるよ>とのことでした。
実際のコーチや選手には会っておらず、練習の雰囲気はわからなかったものの、いろいろ教えてもらって帰ってきました。帰り道、「施設はすごかったけど、遠いから自主練だけをしにわざわざちょくちょくはいけないね、冷暖房がなくても近い自分の高校のケージに行くね、やっぱり」「チームの練習は少なめで期間も夏シーズンだけだから、あとは自主練と個別にコーチにレッスンを頼むってことだね」と話していました。その後も数日、現在のチームに残留、に心が傾きつつも考えていた息子。Mコーチからも「自分たちの目標はチームが強くなるだけではなくて、個人の成長だ。次のステージに進めるように全力でサポートするよ。来年は大きな大会にもでるし、自分も毎試合このチームと活動するよ」とメールをもらいました。「来年のチームに残りたいかの希望アンケート調査」も回ってきていよいよ決めないといけない、ということで、〇△Baseball academyのAチームの選手の動向を、週末トーナメント主催団体の選手検索ページから調べてみた息子。今年の夏チームにいた選手で去年の夏チームから続けて在籍していたのは16人中5人、BチームからAチームに移動した選手が1人、で移籍は多い様子。「チームが強くても、チーム内で強くなったんじゃなくても、強い選手が入ってきてるから、ってこともあるのかもしれないね」と息子。2年前に対戦した時に印象的だったということで息子が覚えていた選手も検索してみると、既に他のチームに移籍していなくなっている様子。「やっぱりPコーチやMコーチと野球したいから残ることにする」と決めていました。野球のトラベルチームは、次に活動再開するのは春ですが、良いシーズンになるといいなぁと思います。
長くなってしまいましたが、読んでいただいて、ありがとうございました!
関連記事:野球15U秋_最終トーナメント優勝 – アメリカ共働き研究者マム日記
野球15Uトラベルチーム秋シーズン – アメリカ共働き研究者マム日記
【余談:最近読んでよかった本】
「初女お母さんの愛の贈り物 おむすびに祈りをこめて」佐藤初女、中公文庫
日本から引っ越してくる時に持参してきた数冊のうちの1冊ですが、久々に再読しました。心をこめてごはんを作り、訪れる人たちの話を心をこめて聴いておられた初女さん。お米も1粒1粒大切に、野菜の皮をむいたりゆでたり炒めたりするのも丁寧に。ほうれんそうをゆでる時は透明に変わる瞬間を見逃さないように。ついつい野菜の皮むきもザーッとピーラーで剥いて、すぐできるものばかりを作ってしまうことが多いですが、たまには丁寧にごはんを作りたい、そして何かをしている時にこどもが話しかけてきても、話半分じゃなくて丁寧に話を聴くようにしたい・・と思います。

初女お母さんの愛の贈りもの-おむすびに祈りをこめて (中公文庫 さ 82-1)
アメリカ東海岸在住。こども3人の子育てをしつつ、夫婦ともに研究留学中です。息子の野球、こどもたちの学校、アメリカでのお出かけスポットなど、アメリカ生活の日々のあれこれをぼちぼちと綴っていきたいと思います。
何かの参考に・・楽しんでいただけたら嬉しいです。

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