高校オープンハウス、クラブ活動

こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。息子(14歳、アメリカでは高校1年生になったところ)の高校のオープンハウスに行ってきました。オープンハウスは、夕方18時から19時半まで高校が開いていて、各自で部屋を回って先生たちと話す、というものでした。普段から高校自体はいろいろなイベントに使われていて(中学生の時から息子の野球のトラベルチームは高校のグラウンドで練習していたり、次女のダンスの発表会も高校の講堂が会場だったり・・)、既に私も通い慣れた息子の高校ですが、教室に入るのは初めてなのでちょっとわくわくします。

息子は夕方トレーニングのある日だったので、一人で行きましたが、親子で一緒に来ている人の方が多いようでした。入り口を入ったところで校内の見取り図をくれた先生が、「どこの部屋に行くかわかる?調べるよ」と言って、生徒の名前からスケジュールをみて、どの部屋に行けばいいか教えてくれました。高校は中学と違って一つ一つのクラスが1時間20分と長く、朝8時55分の始業から夕方16時の終業の間に4つのクラス+FLEX timeしかありません。Mathの先生とBiologyの先生は教室に行ってもいなかったのですが、Spanishとmusicの先生、ホームルームの先生に会えました。息子のスペイン語は初学者クラスですが、春休みにはこのクラスで希望者が申し込むコスタリカへの旅がある、行く場合は保護者も同伴、とのこと。コスタリカ・・・楽しそうです。(後から息子に行ってみたいか聞いてみたところ、息子は興味がない様子・・)。

FLEX time(毎日40分間)は、今のところは各自課題をする時間に充てたり、ホームルームの先生のところに集まって、何か相談したりする時間になっているものの、今後はFLEX timeを使ってのクラブ活動も始まる、とのこと。クラブ活動はディベートクラブ、スペイン語クラブ、フランス語クラブ、環境問題を考えるクラブ、チェス、ピックルボール、陶芸クラブ、eスポーツ、などなど多岐にわたるようで、自由参加なもののほとんどの生徒が何かのクラブに入る、とのこと。ホームルームの先生によると、クラブ活動の説明を聞いて息子は「入らなくてもいいですか?」と消極的だったものの、友達から「クラブ活動はぜひやった方がいい!いろんな人に会えるし、いろんな活動ができるし、履歴書にも書けるんだ」と強く勧められて入ることにしたようだ、とのこと。スポーツのトレーニングのクラブに申し込んだようです。

クラブ活動、といえば大学にもあるようで、職場の研究室に来てくれている大学生のE君が、先週のある日、きっちりしたシャツとジャケット姿で現れました。コンサートでもあるの?と聞くと「AEDのミーティングがある」とのこと。<AED?…除細動器の使い方の救命講習会にシャツとジャケットで…?>とちんぷんかんぷんでしたが、AEDといっても除細動器ではなく、「Alpha Epsilon Delta」という将来医療系の職を目指す大学生のクラブ活動のようなもの、でアメリカ全土の大学にある、ということでした。その日はこの大学のAEDの2回目の面接選考で、それまでにもう700人以上の応募者の中から60人まで絞られたものの、最終的に入会できるのは20人くらい、とのこと。前回の選考の日は、「ゲームナイト」でクイズをしたり、運営メンバーの前で「45秒で何か新しいことを教えて」と言われたり、という感じだった、とのこと。研究室のボスは、「AEDは自分が昔通っていた大学にもあったけど、希望者は誰でも入れて、『700人中20人』なんて、そんなことはなかった・・」と言っていました。その後、E君は無事合格したとのこと、毎週平日1回のミーティングと週末の活動が始まる、とのことでした。クラブ活動をするのに、そんなに倍率が高いなんて大変ですね。。

読んでいただいて、ありがとうございました!


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です