こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。こどもたちの学校の新学期・新学年が始まって1週間がたちました。長女は中学生になりました。中学校では生徒それぞれ選択しているクラスが違うので、各自で次のクラスに移動しないといけないのですが、まだ教室の場所もしっかり覚えておらず、授業と授業の間が3分間しかないため、移動には苦労しているようです。学校のロッカーも「右に回して番号を合わせて、左に回してまた番号を合わせて、もう一回右に回して番号を合わせないといけなくて、しかも開けるのが固いから大変」だそうです。
長女は選択授業の1つに吹奏楽(band)を取りました。この吹奏楽のクラスについては、小学校に中学生の吹奏楽が演奏を聴かせにきてくれて、小学校の最高学年(5年生)には夏休み前の時期に案内が配られ、希望者は中学校に説明会を聞きにいきました。説明会では親子一緒での説明の後、親が続きの説明を聞いている間に、こどもは実際に楽器を触ってみてどの楽器をやりたいか、選ぶ時間がありました。初心者はフルート、クラリネット、トランペット、トロンボーンのどれかを選ぶように、ということになっていました。サクソフォン、パーカッション、フレンチホルン、チューバ、バリトンを希望の場合はオーディションがあり、サクソフォンを希望する場合は最初はクラリネットを選んでおくように、とのことでした。長女はクラリネットを選びました。
この3年間、息子(今年からアメリカでは高校生)がアメリカの中学校で過ごしたのをみていると、アメリカでは中学生から新しいことを(特に学校で)始めるのはハードルが高い、と感じていました。例えば、運動部に入るためにはどれもトライアウトがあります。入部の難易度はスポーツによっていて(かつ同じスポーツでも学校によって違うようです)、息子と長女の中学校では、陸上やクロスカントリーランニングはほぼ希望者全員入れる、アルタメットフリスビーは試合に出られるAチーム、Bチームに入れるかどうかは選抜があるものの、(試合のない)Cチームまで含めるとほぼ希望者全員入れる、一方、例えば野球では息子の入っていた中1~中3の3年間をみても、試合にレギュラーで出る子たちはほぼ全員トラベルチームでの野球の経験者でした。逆に中学生くらいの子が経験のないスポーツのトラベルチームに入りたくても、トラベルチームにもトライアウトがあるので、またそれもハードルが高そうです。(息子が中1の時にはすごく例外的に運動神経抜群の3年生D君がいて、春は野球、秋はアメフト、冬はバスケをしている子でした。D君は中学校の野球部でしか野球経験がないものの、中1&中2の間は試合にはでないプレイヤーマネージャーとして活動、中3になって初のレギュラーなものの、チームで一人だけ6割を超える打率をたたき出し、がっちりキャッチャーとしても活躍していました)。また、部活ではなく選択授業でも、例えば弦楽器のクラスなどは授業を選択できる条件に「経験者のみ」と明記されていました。
あらためて、この吹奏楽は全くの初心者でも、譜面の読み方から含めて教えてくれる、貴重なクラスだと有難く感じます。(ただ初心者は中1の初めからでないと入れないようで、息子の場合は中学校が既に始まっている時期に入学したので、吹奏楽のクラスは選択できませんでした)。
1年間で4回、コンサートが行われるようで、最初のコンサートは10月の終わりにある予定です。コンサートを聴きにいくのも楽しみです。
読んでいただいて、ありがとうございました!


<余談>週末に7歳の次女が小学校の友達の家に遊びに行かせてもらった時に、クレヨラのAir Marker Sprayerで遊ばせてもらいました。初めて見ましたが、マーカーをセットしてインクを霧のようにしてふきつけるものでした。紙の上に穴の開いた型を置いてふきつけると、きれいな色がすぐにつけられて、次女も大喜びでした。
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