こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。こちらは10月も半ばが過ぎ、近所の町並みにもだいぶハロウィーンの雰囲気がでてきました。と言っても、私の住んでいるアパートメントエリアは(あまり飾る場所もないこともあり)ベランダあたりを少し飾り付けている人もいる、くらいですが、同じ町内に隣接している邸宅エリアは、本当に力の入った飾りつけをしている家が並んでいます。大きな骸骨の人形、家の壁や庭にたくさんいて工事をしているような骸骨グループ、大釜を囲んだ魔女のパーティ、大きな棺桶(ハロウィーン当日には開閉してあたりに白いスモークが立ち込めています)、屋根の上の巨大蜘蛛や地面から突き出た手・・・などなど。アメリカに来て今年が4回目のハロウィーンですが、この邸宅エリアは毎年多くのトリックorトリートをして回るこどもたちで夜遅くまで賑わっていて、迎える側のおうちの人たちもポーチに椅子を出してワインを楽しみながらにこにこ待っていてくれたり、(坂道が多い地域なので道路から玄関まで2階建て以上分くらいの階段を登らないといけない家も多く)階段の手すりに設けたお菓子トンネルから「行くよー」とお菓子を流してくれたり、魔女の仮装で出迎えくれたり、楽しんで出迎えてくれている様子の方がたくさん。
先日、同じ町内の邸宅エリアに住んでいる次女の仲良しのJちゃん(高校生と中学生のお姉さんがいます)のお母さんとおしゃべりしている時に、高校生の勉強が難しかったら家庭教師を頼んだりするのか、ということを聞いてみると、「ご近所メーリングリストでよく『チューター募集』とか『チューターします』とか流れているよー」と教えてもらいました。渡米後3年間たちますが、ご近所メーリングリストの存在は知らなかったのですが、とりあえず登録してみました。すると、ほぼ毎日のように10通以上のメールが行きかっています。「この家具がいらなくなったからほしい人持って行ってください。住所は〇〇です」「うちの猫がいなくなった、みかけたら教えてください」「明日のコンサートのチケット、取っていたけど行けなくなった。誰か行ける人、買ってくれませんか」「うちの娘がお菓子を焼いて売ります、希望の人はデリバリーしますのでご連絡を」等々、内容は様々です。10月の初め、このメーリングリストに「今年引っ越してきました。この地域のハロウィーンはすごい賑わいと聞きました。住所は●●です。どれくらいのお菓子を準備したらいいですか?」との投稿。これに対して返信投稿は「うちは町外からくる人が停める駐車場に近いので毎年800-1000個用意します」「うちは急な坂の上なので100-200です。」「300-400用意して、なくなったら飾りつけの電気を消します」「だいたい700くらい用意します。トイレ休憩をとるためには渡す係を2人以上ですることが必須だよ!」などなど。すごい人数だとは思っていましたが、やっぱりすごい人数のようです。その後、メーリングリストには「トリックorトリートで回ってくるこどもの付き添いの大人も仮装してると楽しいね!ハロウィーンはこどもだけのものじゃないよ!」という投稿や、「大きいこどもが回ってきてくれるのもいいよね!大きい子も少し長くこどもでいてね!」というような投稿もされていました。
もうすぐハロウィーン。楽しみです。
読んでいただいてありがとうございました!

【余談:絵本紹介コーナー】
「いかりのギョーザ」苅田澄子作、大島妙子絵
こぶたのブブコさんが森でみつけたフライパン・・なんと「怒り」の火を使って焼く怒りのフライパンでした。焼きあがったギョーザはとっても美味しそう。美味しいギョーザを食べると、怒っていたのにたちまちご機嫌。美味しいギョーザを次の日も食べるには怒っている動物を探さないと・・。
息子・長女・次女が日本で通っていた保育園には素敵な絵本棚があり、好きな絵本を毎日借りてくることができたのですが、こどもたちがよく借りてきていた絵本です。渡米してからは日本のアマゾンから購入して読んでいますが、今も次女(7歳)は大好きで、特にいかりのフライパンのセリフを声にだして読むのを楽しんでいます。

いかりのギョ-ザ
アメリカ東海岸在住。こども3人の子育てをしつつ、夫婦ともに研究留学中です。息子の野球、こどもたちの学校、アメリカでのお出かけスポットなど、アメリカ生活の日々のあれこれをぼちぼちと綴っていきたいと思います。
何かの参考に・・楽しんでいただけたら嬉しいです。


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