誕生日会＠アメリカ

こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。週末に次女の誕生日会をしました。アメリカに来た初めの頃、驚いたことの一つが、こどもの誕生日会でした。特に年長さんから小学校低学年くらいのこどもたちは、大々的な誕生日会を開くことが多く、家以外でもいろいろな場所で「お誕生日会プラン」が用意されています。今までこどもたちが参加したお誕生日会は、お家、公園（テーブルと椅子のあるパーティスペースを借りることのできる公園も多いです）、ファーム、遊園地、映画館、トランポリンパーク、など様々です。

我が家の子どもたちの場合、息子は渡米した時に小学6年生で特にパーティはせず、家でケーキを食べる誕生日（Wegmansのフルーツタルトがお気に入りです）。長女（渡米した時に小学3年生）も特にたくさんの友達を呼んでのパーティの希望はなく、仲の良い友達と遊んだり、お誕生日にお泊り会を開催したりしました。次女は渡米後1年目と3年目は自宅で誕生日会、2年目は（アメリカの保育園を卒園して数か月後の誕生日で）保育園の元同級生全員に声をかけて、通っている体操教室で誕生日会をしました。体操教室の誕生日会は、バウンシーハウスも出してくれ、コーチが3人ついてくれて、障害物コースをさせてもらったり、スポンジプールでも遊んでとても楽しそうでした。

そしてアメリカ４年目の今年は、通っている水泳教室で誕生日会です。この水泳教室はそもそも友達のお誕生日会で行ったのがきっかけで通い始めたのですが、（息子や長女が日本で通っていたビシバシ鍛えるタイプの水泳教室とはまるで逆で）先生たちも優しくとにかく誉めて育てようという雰囲気で、次女も楽しく通っています（室内温水プールなので冬でも安心です）。お誕生日会では、まず、泳げるかどうかを一人ずつコーチがチェックして泳げない子にはライフジャケットを装着し、２時間の枠のうち、１時間半くらいをプールで遊んで過ごし、とても楽しそうでした。プールから上がった後は、持って行ったピザやジュースを囲んで、Happy Birthdayの歌を歌ってもらってカップケーキでお祝いしてもらい、次女もうれしそうでした。お誕生日会プランではコーチが３人ついてくれて、プールでの見守りからプールから上がってみんなが机につくようにの誘導や、ピザ配り、カップケーキ配りまでしてくれて、安心でした。たくさんこどもがいたら、みんなを机に連れて行ったり、プールから上がらせるだけでも大変ですが、とても手際よくこどもたちを楽しませながら誘導してくれてさすがでした。

ところで、アメリカの小学生（保育園も）の生活には、goody bag（ちょっとしたプレゼントを詰め合わせた袋）がよく登場します。保育園の時はお誕生日にカップケーキとgoody bagを持参して、みんなでカップケーキを食べてお祝いしてもらい、goody bagを配りました。小学校は食べ物持参は禁止でしたが、kindergartenと1年生の時はお誕生日にクラスの子みんなにgoody bagを配っていました。誕生日以外でも、バレンタインデーにはクラスの子みんなにgoody bagを贈りあう習慣があって、長女と次女は持って行っていました。今年の誕生日会は、事前に出欠を連絡してもらった時に、（この日までに連絡お願いします、にしていた）1週間前くらいの時点で出席連絡が13人だったので、念のため18個、goody bagを作っていました。その後2人出席連絡を追加でもらって15人になったものの18個で足りるかな、と思っていたのですが、連絡はなかったけれど当日来てくれた友達や、「（次女には初対面の）友達も連れてきたんだけど、参加してもいいかな？」という突然参加の子もいて、1つ足りなくなってしまいました・・あと1つか2つ作っておけばよかった・・・と、週末の間中後悔していたのですが、当日にあげられなかった友達には、特に気まずくもなく後日あげられたようで、よかったです。やっぱり備えあれば憂いなし、で予備の予備・・は必要ですね。

読んでいただいて、ありがとうございました！

【余談：絵本の紹介コーナー】

「どろんここぶた」アーノルド・ローベル、岸田衿子訳、文化出版局

お百姓さんのおじさんとおばさんと暮らしているこぶた、何よりも何よりも好きなのはやわらかいどろんこの中にずずずーっと沈んでいくことでした。そんなある日、おばさんは家中・庭中、大掃除・・どろんこもきれいにしてしまします。怒ったこぶたは家出してとことことことこ、どろんこを探しに出かけます・・。

こぶたはどこまでも自分の気持ちに素直で、好きなものは好き、嫌なものは嫌。おじさんとおばさんの、こぶたを大好きな気持ちも伝わってきて、幸せな気持ちになれる絵本です。