こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。土曜日に次女(8歳)の通っているダンス教室でパジャマパーティがありました。これは教室に通っている子は誰でも行ける参加登録不要のイベントでしたが、「みんなで食べれるようにナッツフリーのおやつと、プレゼント交換用の15ドル以下のwhite elephant giftを持ってきてね」とのこと。white elephant gift・・・調べてみると「実用性が低いもの、ちょっと面白いもの、もらっても使い道に困るようなプレゼント」のようです。辞書にも「white elephant」は「a possession that is useless or troublesome」とあります。由来は<昔の王様が、白い象を「神聖だけれど維持費がかかりすぎて負担になるプレゼント」として気に入らない部下に贈った>という話からきているようですね。何を持っていこうかと迷ったのですが、Amazonで「white elephant gift」と調べてみたらいろいろ出てきたので、15ドル以下のものの中から、ちょっとかわいい食パンの形のぬいぐるみを買って持っていきました。パーティは1時間半で、ゲームなどをして遊んだようですが、ギフトはクリスマスツリーの下に置いて、くじ引きで勝った人から順番に好きなものを選び、プレゼントはその場で開けて、後の順番の人は前の人のもらったものの方が良かったら「もらい!」と前の人のものと交換してもいい、というルール(white elephant gift交換の定番のルールのようですね)だったとのこと。次女はくじ引きで最後の順番になったそうで、小さい子用の塗り絵、をもらって帰ってきました。(white elephant giftのルールで)「交換はしてほしくなかったの?」と聞いてみると、「本当は交換してほしかったけど、小さい子が持ってきたものかもしれないから、気に入らなかった、ってなると持ってきた子が悲しくなるかと思って・・・」とのこと。帰ってきてから仲良しの近所のお友達の弟くんにプレゼントしに行っていました。次女の持って行った食パンのぬいぐるみは、開けた子が「誰が持ってきてくれたか知らないけど、ありがとうーー!I love you!!」と大喜びしていた、とのこと。よかったね。
それにしてもアメリカの小学生はパジャマパーティが好きですね。次女が保育園の時や小学校もkindergartenの時は、ちょくちょく、パジャマを着て行ってstuffy(ぬいぐるみ)を持って行っていい日=パジャマデーがありました。小学校1年生・2年生になってからは、パジャマデーの回数は減ってはいるものの、先週次女のクラスのポイント(こどもたちがいいことをしたときにたまるポイント)が30ポイントになって、ご褒美のPajama dayがありました。ご褒美はextra recess time(休み時間・遊び時間)、pajama day、show and tell(自分の好きなものを持ってきてみんなに見せて説明する・・保育園の時は毎週金曜日にshow and tellがありました)の中からvoteをして、pajama dayが選ばれた、とのこと。次女も喜んでパジャマを着てぬいぐるみを持って学校へ行きました。自分が小学生ならextraの休み時間を選ぶ気がしますが・・pajama dayはこどもたちに大人気のようです。ちなみに長女によると、小学校も4年生、5年生くらいになると、クラスのポイントがたまってもpajama dayを選ぶ子はほとんどいなくて、だいたいいつもtechnology(パソコンでゲームをしていい時間)がvoteで選ばれていた、とのことでした・・。
読んでいただいて、ありがとうございました!
【余談:絵本の紹介コーナー】
「おでんおんせんにいく」中川ひろたか作、長谷川義史絵
おでんの一家、さつまあげさんとたまごさんとばくだんくん、が温泉に出かけます。語呂合わせのような滑りそうなだじゃれギャグが連発されますが、ユーモラスな挿絵と相まって、なんだかおかしく、次女(8歳)も何回読んでも笑っています。アメリカに来てから初めて読んだ時には、「おでんって何?」と言っていた次女ですが、今ではおでんの具にも親しみを持っている様子。寒い季節、おでんが食べたくなりますね。

おでんおんせんへいく (おはなしドロップシリーズ)
アメリカ東海岸在住。こども3人の子育てをしつつ、夫婦ともに研究留学中です。息子の野球、こどもたちの学校、アメリカでのお出かけスポットなど、アメリカ生活の日々のあれこれをぼちぼちと綴っていきたいと思います。
何かの参考に・・楽しんでいただけたら嬉しいです。


コメントを残す