高校後期_言語の選択とhistoryの授業

こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。息子(15歳、高校1年)の高校も1月の下旬から後期授業が始まっていて、先週にはcurriculum night(カリキュラムの説明を聞いて、それぞれ先生と話す)がありました。高校は中学までとは違って、1時間あたりの授業時間が1時間20分と長く、1日に4つのクラス+FLEX timeしかありません。(毎日同じ時間割です。)前期はBiologyとMath2、MusicとSpanish1をとっていましたが、後期はEnglish (9th grade level)とWorld History、Healthful living(保健体育)とJapanese1(他の高校からのオンライン授業)をとりました。このうち、EnglishとWorld Historyは高校2年生に進むのに必須の単位で、単位をとれないと2年生に進めません。

選択授業のうち、Japanese1の選択には紆余曲折があり・・・私としては息子がJapanese1をとるのは、「せっかく他のことを学べる機会なのに、日本語初学者のための日本語をとっても勉強にならないからもったいない」と思い、賛成しかねていました。ただ、何かは英語以外の言語を、高校の間に少なくともレベル3かレベル4までとらないといけない、という話で、前期に息子がレベル1をとっていたSpanishはレベル3などになるとすごく難しい、「Spanishで全教科を学ぶスペイン語の小学校に通っていた友達がレベル3をとろうとしたものの難しすぎてレベル2に落とした」という話や、次女の友達のお姉さん(勉強家で成績優秀な高校2年生)から「Spanishは3とか4になるとすごく厳しいから、できたらFrenchとか他の言語にした方がいいよ」というアドバイスをもらったり、、で「このままSpanishをやって、レベル3まで単位がとれなかったら困るし」と息子。しかも、「他の授業についていくのが大変だから、言語は日本語がとりたい」、「スペイン語が母国語の人もみんなスペイン語とってるし」「ドイツ語が母国語の友達もドイツ語とってるし」と息子。・・・「勉強にならなくてもったいない」以外の私の懸念としては、「大学野球を目指してるのに、自分の母国語を第二言語に選択していたら、『楽な道を選んだな』と思われて、履歴書をみた大学のコーチからの印象も悪くなるのではないか」ということ・・・というわけで、高校のカウンセラーの先生と、大学スポーツを目指す高校生のサポートをする「NCSA」のサポートセンターにも問い合わせてみました。NCSAは大学スポーツを目指す高校生のサポートをする民間団体で、(有料会員には3段階あって、息子は最小限の有料会員になっているのですが)個人のプロファイルページを作ったり、場所やDivisionや成績要件、学校の規模や授業料などの条件ごとに大学を検索できたり、大学のコーチとメールのやり取りができたりします(ただし、まだ高校1年生なのでメールのやり取りはできず、キャンプのinviteだけ送られてきています)。また、毎月各種オンラインセミナーが開かれていて(「大学スポーツリクルートまでの仕組み」「ソーシャルメディアをどう使うか」「自己紹介文の書き方」「コーチにコンタクトをとる時には」「大学スポーツはDivisionごとにどう違うか」などなど、テーマはいろいろです)、息子も時々オンラインセミナーも受講しています。そのNCSAのサポートセンターからは、週末をはさんですぐに返信がきて、「野球担当のコーチも含めて何人かのコーチと話しあったが、必要単位がとれていれば特に何の科目をとったかは気にされないと思う」とのこと。高校で息子もカウンセラーの先生に聞きにいったところ同じ返事だった、とのことで、良い選択なのかどうかはわからないものの、Japanese1を選択しました。

World Historyは、シラバスをみてみると、Unit1「帝国の興亡」、Unit2「中世における交流と影響」、Unit3「東半球と西半球の交流はどのように世界を形作ったか」、Unit4「科学革命・啓蒙思想・大西洋革命(産業革命を含む)はどのように世界を形作ったか」、Unit5「帝国主義とは」、Unit6「世界大戦はなぜ避けられなかったのか、国家間の争いの本質をどう変えたか」、Unit7「冷戦は世界をどう変えたか、脱植民地化して独立した国々が直面した問題とは」、Unit8「地球市民として、現代の世界の問題に何ができるか」・・・単元の一覧を眺めるだけでも、自分も授業が受けたくなってわくわくしてきます。自分が昔、日本で受けていた中高生の頃の歴史の授業はもっと、個々の国・地域の歴史を物語的に学んでいた気がするのですが(それも面白かったですが)、それに比べると、もっと<世界全体の歴史を俯瞰的に眺めて、現代の世界の成り立ちを学ぶ〉という雰囲気です。先週末は「帝国の興亡」のところの宿題で、各自割り当てられた帝国(息子はモンゴル帝国を割り当てられていました)について、「始まり、全盛期、成熟期、衰退期」に分けて説明するポスターをせっせと作っていました。

そして今期は(私としては)最大の懸念材料の英語があります。息子は中学1年(日本では小学6年生)からアメリカに来て、最初はESL(英語が母国語じゃない人のための英語のクラス)のクラスに入りましたが、ESLは(アメリカに来てすぐの人のための)1つのレベルしかないので、そこから卒業すると、普通の「学年レベルの国語としての英語」のクラスにいくことなり、この2つのクラスの間のレベルのギャップはすごく大きいものになります。長女の小学校の時の英語の宿題をみても、小学生の英語でも難しく、これが高校生の学年レベルとなると・・考えるだけでくらくらしてきます。というわけで、先週のcurriculum nightの時に英語の先生に会えたので、ついていけるか不安だということを相談しつつ、授業の様子を聞いてみました。すると、息子のような英語が母国語じゃない子には、学年レベルの文章を読ませるのと同時に、同じ内容で文章を簡単にしたものも並行して読ませている、とのこと。また、息子は友達との会話は不自由なく複雑そうな内容でもペチャクチャおしゃべりしているようで、文章は読めないのに不思議だなぁと以前から思っていたのですが・・「そういえば今日も、〇〇(息子)は文章を前に途方にくれていた様子だったから声にだして音読するように言ったら、音読はできて、音読してみたら内容も理解できることがわかったみたい!」と先生。「話すことと聞くことの方が、読み書きよりも先に発達するのは普通のことで、みんなそうだ」とのこと。話すことと聞くことが先に発達するのは小さい子に特有だと思っていたのですが、息子(渡米時小学6年生)くらい大きくなっていてもそれが普通、というのが目からうろこでした。大人(私)は全然そうではないと思うのですが、それが大人だからなのか、日本で英語を既に習っていたからなのか・・どうなのでしょう。先生は、「私の授業を受けていれば、来年の10年生レベルの英語にも十分ついていけるようになるよ!」とのこと。とりあえず頑張ってほしいと思います。

長くなってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました!

【関連記事】高校のbiologyテスト勉強

高校オープンハウス、クラブ活動

PVアクセスランキング にほんブログ村

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です