こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。14歳の息子は小学校1年生の時から日本で少年野球を始めて、小学校6年生の時にアメリカに来ました。秋に来たこともあって、アメリカに来てからしばらくは野球チームを見つけられませんでしたが、春には学校の野球が始まり、同時に野球のトラベルチームにも入りました。トラベルチームは、試合のために比較的遠くまで遠征します。(息子のチームは今までのところ、車で片道1時間半から2時間程度のところに出かけることが多いですが、夏休みの特別イベントとして、12Uの時には片道5時間半のところへの6日間の遠征が1度、13Uの時には片道4時間半のところへの4日間の遠征が1度ありました。)
息子の入ったトラベルチームは、元プロ野球選手のコーチが現役を引退した後に作ったチームで、今は9U(9歳以下)~18U(18歳以下)まで各年齢ごとにそれぞれチームがあります。比較的選手の移動が少ないチームということで、12Uで息子が加入した時に息子より前からいた選手の多くは8Uか9Uから同じチームに入っていた、ということでした。新しくチームに加入したい選手にはトライアウトがありますが、息子の加入した12U春からこの前の14Uの春までに、やめた選手(他のスポーツに集中したい、別のチームへの移動、など)が4人、新しく他のチームから移ってきた選手が4人、息子よりも後に入ってきたものの別のチームへまた移動していった選手が2人、でした。
息子の学年は人数が多くて、同じ学年にOrangeとBlack、の2チームがありました。今回、「大学などのhigh levelでもプレイを続けたい選手が増えてきたから」ということで、秋からのチームが再編成されることになりました。従来からあった2つのチームは合体して1つのチームになり、選手それぞれが【今まで通り主に「AAA」の試合にでていく】か、【「Select チーム」に入って⒈「Major/Showcase」の試合にも出る + 2. 追加の練習とトレーニング、データの計測 + 3. 個別に大学リクルーティングに向けてのアドバイスも受ける】のどちらかを選ぶ、ということでした。試合のロスターは、練習の具合・成績・実力・ポジション毎の必要性、によって試合ごとに決める、ということです。コーチも今までは監督などはチームにいる選手のお父さんがメインでやってくれていて、チーム設立者のコーチはすべての年齢を回って技術コーチをしてくれている、という形でしたが、今後のSelectチームは、設立者のコーチに加えて、もう18Uを卒業した学年を教えていたコーチや、高校で教えているコーチ、昔大学野球をしていたコーチなどが中心となって教えてくれる、ということでした。
息子はSelectチームの希望で登録しました。だいぶ今までと雰囲気も変わりそうですが、どんな風になっていくか、楽しみです。
読んでいただいてありがとうございました!
【余談:最近読んでよかった本・面白かった本】
「デトロイト美術館の奇跡」原田マハ 著、新潮社
アメリカ北部のミシガン州にあるデトロイト。この本は、2013年にデトロイト市の財政破綻で美術館の美術品の売却が検討された時の実話を基にしたフィクションということです。違う時代や違う立場の人たちが1枚の絵を通してつながって起こした出来事。息子の春シーズンの野球の試合前の待ち時間に読んでいたら、涙がこぼれてきて急いで移動して続きを読みました。読み終えて幸せな気持ちになれた物語でした。
デトロイト美術館の奇跡 原田マハ/著
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