こんにちは。アメリカ東海岸在住のankomomです。先週、ポスドクシンポジウムに行ってきました。これは州内のいくつかの大学のポスドクが集まる研究発表会、兼交流会のようなものです。普段参加するような学会は分野に分かれているので、ある程度は自分の分野に近い人たちが集まることになりますが、このシンポジウムは「州内のポスドク」というだけで集まるので、全く違う分野の人が集まってきていて話が聞けるのが面白いところです。
発表にはポスター発表とflash talkがありました。flash talkは制限時間が3分とすごく短く、そんなに短い時間で研究の内容を発表するのはだいぶハードルが高いように感じて私はポスターにしたのですが、発表を聞いていると、3分のflash talkは実際の研究内容の発表というよりは、「こんな研究もあるよ」と専門外の人に自分の研究分野の面白さを伝える、というような雰囲気でした。
お昼ご飯は、ずらりと並んだ10人くらいずつの丸テーブルの好きなところに各自座るようになっていたのですが、お昼ご飯の時にしゃべっていて仲良くなったインド人のポスドクのAさんが、flash talkの最優秀賞を受賞しました。Aさんの研究分野は物理学ですが、Aさんがすごくその研究が好きな気持ちが伝わってきて、面白い発表でした。
このシンポジウムの終わりには「Networking」についてのセミナーがありました。これが面白くてためになった気がするので、参考までに概要を載せておきます。「Networking(人脈づくり)は重要だ」ということは、耳にタコができるほど聞いてきた気はするのですが、なんとなく「利用するために人脈を作る」ようなネガティブにも感じる部分もある印象も持っていましたが(かつ、私自身は社交性もなくて苦手ですが)、講師の先生いわく、「Networkingは一方的なものではなく、双方向にプラスに働くようにするもの」「就職先探しなどでいざ必要になった時にNetworkingをしようとすると、一方的に要求するだけのようになってしまいがち。何も必要ではない時こそ、Networkingをしよう」とのこと。
また、「この中で『Informational interview』をしたことがある人、手を挙げて」との呼びかけに、会場の中の6,7割の人が手を挙げていましたが、私は聞いたこともなく、「Informational Interviewって何・・?」という状態でした。これは、就職面接とは違って、「キャリアを考える上での情報を得るために、その分野で働いている人に情報を教えてもらう」もの、とのこと。「誰に話を聞かせてもらうか」については、「理想の仕事をしている人を一人思い浮かべて、会ったことがない人でも雲の上の存在に思える人でも、まずはメールを送ってみましょう。返事をもらえなかったとしても、失うものがありますか?ないでしょう?何も失わないのに、話を聞かせてもらえた場合には大きな得るものがあるかもしれない!ぜひやってみましょう!」「高校、大学、大学院の卒業生コミュニティ、同窓会も活用しましょう」とのこと。また、講師の先生は、「私は毎週1回は誰かとランチかコーヒーを飲みながらNetworkingすることを日課にしていて、『この週は誰と会おうかな』と毎週考えている」「新年の挨拶はNetworkをつなぐいい機会で、毎年新年のメッセージは送ることにしている」とのことでした。
informational interview、そんな発想はありませんでしたが、アメリカでは結構一般的なもののようですね。私も話を聞かせてもらいたい人を、考えてみようと思います。そして、インタビューに限らず、毎週誰かと会って話をする、という習慣は、日々を明るくしてくれそうですね。
読んでいただいて、ありがとうございました!
アメリカ東海岸在住。こども3人の子育てをしつつ、夫婦ともに研究留学中です。息子の野球、こどもたちの学校、アメリカでのお出かけスポットなど、アメリカ生活の日々のあれこれをぼちぼちと綴っていきたいと思います。
何かの参考に・・楽しんでいただけたら嬉しいです。

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